ブログ

Blog

青空レポート No.26/3
文化芸術をもっと大事に・おわりに

2025.03.01

青空レポート No.26[Web版]2025年3月号

1 はじめに・不登校への支援
2 岩手県庁舎建替え、何が課題?
3 文化芸術をもっと大事に・おわりに

 
 

文化芸術について、まずはここから始めます

3つ目の青空レポートのテーマは、私の中の「もやもや」についてです。
県議会議員としての仕事の中で、ずっと取り組みたいと考えていることの一つが「文化芸術」について。でも、なかなか具体的な取り組みに繋げられていないのです…。
急いで対応しなければいけないことや、生活に直結するスピード感が必要なことを優先しているとどうしても優先順位が下がってしまうのです。

もどかしさを感じるたび、協力隊として行ったボリビアで出会った人々を思い出します。病院などのインフラも弱く、生活は厳しいはず。そんな状況の中でも、お祭りを大事にし、歌、音楽と生活がともにあるという姿。彼らは、「日々生きること」そのものを楽しんでいるように私の目には映りました。

イタリアのように生活に文化が根付き、芸術家や職人の地位も高い国もあります。そんな他国の環境やニュースをみて、私が考えるのは「幸せというのは何で測られるのか」ということです。どうしても文化芸術は「贅沢品」として捉えられがちですが、果たして本当にそうなのでしょうか。

実際に文化芸術の問題点として、私が今感じていること

・団体の後継者が不足している
・衣装などにもお金がかかる→継続に対し経済的支援が必要
・発表の場の確保→繋いでいく場、環境づくり

これからリサーチしていきたいこと、お話しを聞いていきたいこと

・瀬戸内や新潟の芸術祭、山口県での芸術への活動など国内先行事例のリサーチ
・演劇活動が盛んになった由来やきっかけについて

子どもたちへの影響という視点から考えると、情操教育として小さい頃から文化芸術に触れるのはきっとプラスになります。どの子どもにも、そういう場が必要だと思います。「取り組みたい」だけではなく、1歩1歩、現状を聞き、知っていくこと。まずはそこから始めたいと思います。

県内でもさまざまな体験ができます。もっと触れていきたい!


おわりに

結婚も出産もしてもしなくても良いと思っていた学生時代。20代後半で盛岡にUターンをし、30代前半で初めての選挙に挑戦。初めて現実を知る政治の世界、結婚も出産も正直諦めていた30代後半。40歳になって結婚も出産もすることになった。命を授かるということがどんなに奇跡であるか。岩手県議会では任期中の初めての妊娠出産だったこともあって、それはもう大変(今だから言えることかもしれません)。日々を過ごすことに精一杯で、我が子の成長どころか、自分自身にも追いついていない感覚です。

そんな我が子は、今年の春に小学校に入学します。たくさんの方々に支えられ、いまを生きているということ。本当にありがたいことです。ただただ感謝でいっぱいです。すべての子ども達にとって、生きていることに喜びを得られる社会であるために、そのためにはお母さんやお父さんはじめ大人もみんな社会全体も心が元気でなくてはいけないです。一つひとつ丁寧に今日もまた歩みたいと思います。私らしく。私のペースで。

お問い合わせ

Contact

私たちが暮らすこの岩手の一人ひとりに寄り添った政策を実現し、
誰もが住みよい社会の実現に向けて走り続けていきます。