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羨ましすぎる…「かいた版ネウボラ」の取り組みについて

2023.01.26

人口約3万人の広島県海田町。
かいた版ネウボラ拠点施設3つのうちの「ひまわりプラザ」にて、「かいた版ネウボラ」の取り組みについて伺いました。

町の子ども・子育てに関するニーズ調査では、就学前児童の家庭の83.7%、小学生がいる家庭の77.4%が「子育てしやすい町だと思う」と回答しています。現在は、15歳未満の人口割合が広島県で最も高く、出生数の増加が続き、出生率は県内1位を継続中。

妊娠から出産、子育てまでをワンストップで支援する「かいた版ネウボラ」を2017年にスタート。
母子手帳交付時から3歳児健診まで一般的には5回の面談のところ、ネウボラ開始から新たに2回追加して(妊娠後期と生後11ヶ月)、計7回の定期面談で妊産婦との接触機会を増やし、リスクや要支援家庭とも繋がりやすい環境にされています。
拠点施設も1ヶ所ではなく町内に3ヶ所設け(駐車場多数完備!ここホント大事!)、自分(妊産婦さん)の担当者(保健師等)が決まっていて誰であるのか、相談しやすい顔の見える体制を大事にされています。

プレママ・プレパパ教室、パパママ教室、そして産後ケア事業のきめ細やかなこと!
産後ヘルパー、産後ママのための休憩室、骨盤ケア、ベビーマッサージ、産後ケア。
産後ケアなんて、宿泊型、デイサービス型は以前からあって、アウトリーチ型(県助産師会との連携)をやっと始められました〜!と。宿泊型は4つの産院と連携していて、しかも町内に産院はなく全て町外(隣接する広島市内)にある産院!!なんて素晴らしい連携なんでしょうー涙!しかも対象は生後1年未満(一般的に生後5ヶ月〜6ヶ月まで)!自治体をまたいだ広域連携は、県(広島県)主導の取り組みがそうしているのか、もともと自治体間連携ができている(上手な)のか、時間がなくて聞けなかったので改めて聞いてみようかと思っています。
が、なんだか、岩手県がなぜ自治体をまたいだ連携(広域連携)ができないのか、すすめないのか、市町村任せにしてるからなの?とか、サービス内容もバラバラだけど、やれるところはやれているじゃないか!と、改めて虚しくなりました。(いや、自分の力不足もあります。。)
発達支援などもリニューアル。
そのほか、子育て家庭おむつ支給(生後3ヶ月、7ヶ月、9ヶ月時)もあるし、ブックスタート(絵本のお届け)もあるし、家族講座(お父さん講座)あるしと、羨ましい限り。
県からのネウボラ事業への補助が1200万円!広島県がネウボラに力を入れモデル事業としてやっていて、しっかり予算もついている!

きめ細やかなサービスの提供の実現もできていて、結果として、出生数も増加、出生率も上昇、満足度も高く、若い世帯が多くなっているんだなあと、そんな一部分を垣間みれました。

調査終了後、外で雪遊びをされている親子を発見。
ほぼ初めての雪に大喜びのお子ちゃんと、寒すぎて早く帰りたいんですが子どもが嬉しそうなのでと苦笑いのお父さん!
その気持ち、わかりますよ笑!

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