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不登校SSR推進校の取り組み
2023.01.27
広島県では、不登校、不登校傾向及び特別な支援が必要な児童生徒への支援を行う「不登校SSR(スペシャルサポートルーム)」を校内に設置する取り組みをしています。
県内に推進校全33校(15市町,7小学校,25中学校,1義務教育学校 ※県立学校2校を含む)を指定し、学習支援等による不登校の未然防止及び不登校等児童生徒の社会的自立に向けた支援の強化の充実を図っています。
推進小学校7校の一つ海田町立海田西小学校へ。
全校生徒207名(1年生のみ2クラス、他学年1クラス)。
SSR「スマイルルーム」の利用児童数は、令和3年度11名、令和4年度10名。
専任教諭を県費により配置。
発達障害などを抱える児童も少なくなく、今後は通級指導教室との連携強化を図っていく。
通級指導教室も見学させて頂きました。
1枚目の写真の子は、保護者さんと通学しています。
立ち上げ時は利用児童がいなかったこと、保護者への周知を強化したら利用児童が増えたとのことで、保護者への周知(見学含めて)がとにかく大事だと。
『学校に行けないことは、児童もツラいし、保護者もツラいのです。その心理的負担を少しでも減らしたい』とおっしゃる校長先生、そして『県の教育支援センターSも、フリースクールも、町のSSRも、学校のSSRもどれも大事。どれが良くてどれがダメではなく、間口を広くし、その子に合った選択肢を増やすこと。』とおっしゃった町の教育長のお言葉。子どもや保護者が学校に合わせるのではなく、学校(教育)が子どもや保護者へ寄り添わなくてはいけないんだとする熱い想いを感じ(本当その通りだ!)、大変印象的でした!