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「知る」ことが「変わる」ための第一歩。

2023.03.09

日本は世界から取り残されている。
そう感じるきっかけは、海外での経験だったり(でも近年アップデートされてないからグローバルスタンダードにいまの自分の感覚は追いついてないとも正直思う。危機感)、最近だと海外に居住する友人との会話でだったり。
昔に比べたら、そりゃ日本は徐々には良くなっているのだと思う。
けれど、変化のスピードがこんなんで本当に良いの?

県議会の予算委員会は、3/7から部局別審査に入っています。
3/7は総務部(人事課)で
複雑多様化する行政課題に対応できるよう、県職員の多様な人材・国際的な視野を持った人材の確保について、民間経験者や海外経験者を積極的に採用する必要性、例えばJICA海外協力隊経験者の積極的採用や現職参加制度などについても、質疑提言しました。
新卒一括採用、年功序列、終身雇用といった従来の雇用のあり方が変化する中、県職員(地方公務員)だって、リカレント教育含めて今の時代に合わせていくべきなのではと。

そして昨日3/8はふるさと振興部(国際室)で
若者の国際人材・グローカル人材の育成について質疑しました。
県は、高校生の海外派遣事業、大学生等の留学支援を行なっています。私は若いうちにこそ海外での経験を後押しして欲しいと考えています。しかし、県の留学支援制度があっても、応募者数は多くはなく(内容も改善の余地ありだけど)、岩手県に限らず日本の若者の海外志向が弱くなっているのも残念にも思います。
日本のパスポートは世界最強と言われているのに、日本人のパスポート保有率は年々低下(2023年はわずか17%にまで減少)し、岩手県は全国下位(7%)とのこと。コロナ禍が影響しているとはいえ。
昨年12月に駐日台湾大使館などを訪れた際にもお話があった高校生の青少年交流事業を岩手県も受け入れてはどうかと。
JICAが釜石市、陸前高田市、遠野市と協定を締結していて、県とも協定を結んではどうか、スポーツ分野で小中高と継続したスーパーキッズ育成事業をやっているように、グローバルキッズ育成もやってはどうかと提言もしてみました。(ハロウインターナショナルスクールに県は多額投資していて、岩手県の子ども達にもその恩恵をと。)

私が高校、大学、社会人(20代)の時にそれぞれ学び感じた海外で広がる世界は、もちろん文化や習慣の違いで戸惑うこともあるけれど、多様(本当にたくさん!)な価値観や生き方があって。人種の違いで受ける不自由というのか違和感も確かに感じるけれど、違って当たり前という感覚をもくれたり。逆に岩手や日本の良さに改めて気づいたりも本当にそう。
確かにオンラインで世界中どこへでも繋がれる環境になり、その手段は誰もが享受できる環境にしつつ、実際に行ってみる感じてみる経験することも大事にしたいし、そんな環境を子ども達・若者に届けたい。

「知る」ことが「変わる」ための第一歩。
私たちにとってより生きやすい社会へと向かいますように。

#国際女性デー #ジェンダーギャップ #ジェンダー

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