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第27回けい子の青空サロンを開催しました

2023.05.31

こんにちは、吉田けい子事務所スタッフです。

5月30日(火)に第27回 けい子の青空サロンを開催しました。

今回は盛岡市菜園の「盛岡という星で BASE STATION」で、

「本と暮らしについて」がメインテーマ。

ゲストにさわや書店の書店員で

「本屋、地元に生きる」の著者でもある栗澤順一さんをお迎えし、

話題提供のスピーカーとして盛岡書房の高舘美保子さんにもいらしていただきました。

学生を含め7名のご応募の方にもお越しいただき、

さまざまなご意見が交わされるとても良い時間となりました。

【主な意見交換内容】

✓学校図書の現状・学校での図書館の役割について

✓本を通じた子育て(親が読む姿を見せる、読み聞かせ)

✓本の読み聞かせとデジタル機器との違い

✓本と電子書籍

✓書店のある地域とそうでない地域性について

✓ブックスタート

✓児童館の本について

✓統合になった学校の本のお譲り会について

✓巣子駅の本棚の取り組み

さわや書店の栗澤さんからは、

「様々な場所での出会いが、どこでどうなるか、つながるかわからない。日常の中でムダなことはない。本を必要にせまられて読むということもあるかもしれないが、自分が楽しく読む本は世界を広げてくれる。もともと本は、効率性を求めたものではないが、結果を求める方向に行って電子書籍が出てきたが、できるだけ幅の広さを大切にしながら、町の書店として生き残っていきたい。」

とまとめでお話しいただきました。

また、盛岡書房の高舘さんからは、古本を回収し査定・販売した代金の一部で、

病気とたたかう子供たちへの本をプレゼントする

「象と花プロジェクト」についてお話しいただきました。

意見交換を通じて、スタッフとしては、

「本を通じてのまわりまわる縁」という参加者さんの一言が印象的でした。

本は、読む事で個人が世界を広げることにとどまらず、

他の人とのコミュニケーション・つながりのきっかけになり、

語ることでさらに深められる存在であることは、

ご参加のみなさんでの共通認識となりました。

けい子さんからは、

「本に想いを載せて循環できる仕組みをすでに作って頂いていますし、またさらに別の形でも作っていけるのではないかと感じました。そうすることで、本に親しむすそ野を広げていけたらいいなと思います。学校図書をはじめ、たくさんのご意見をいただきましたので、今後活動していく中でさらに考えを深めて県政に活かしてまいります」

とお話がありました。

ご参加いただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました!

次回は、6月26日(月)10:00~11:30、

動物愛護をテーマに、

「認定NPO法人もりねこ」の工藤幸枝さんをゲストにお迎えして開催します。

参加者の募集は後日改めて行いますので、どうぞお楽しみに。

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