ブログ

Blog

「バリアフリー観光と地域振興について」中村元さんの講演(第一回観光・交通政策調査特別委員会)/その他開催の委員会について

2024.01.19

『バリアフリー観光を進めたことで、
街(伊勢志摩)のノーマライゼーション化が進みました』

とっても励みになるお言葉(講演)でした。

昨年9月の改選後は、臨時議会、9月定例会、12月定例会と合間なくずったり続きましたが、岩手県議会では新しい特別委員会(4つ)が設置されています。
その一つの「観光・交通政策調査特別委員会」の委員長を務めることになり、年が明けて先週は第1回目の委員会がありました。

「バリアフリー観光と地域振興について」
水族館プロデューサーであり
伊勢志摩バリアフリーツアーセンター理事長の
中村元さんからお話を伺う機会を頂きました。

バリアフリー化された場所の情報ではなく
各施設のバリアがどのくらいあるかの情報を提供すること。
障がい者(高齢者)に何かしてあげる(優遇する)のではなく
ひとりの人として彼らの希望を選べるようにする。
観光資源に手を加えるのではなく
あるもの(魅力)をそのままにして
人の手を借りることでバリアフリーにもできる。
バリアフリー観光を進めたことで
街のノーマライゼーション化が進んだ。
障がい者の方々が街に増えた。
これは障がいのある方の人口が実数として増えたのではなく、
外出する(外出できる)ようになったということ!

こどもから大人まで
インクルーシブな社会の実現に
「観光」「交通」という切り口からも取り組んでいきます!

そして今回
県議会の委員会を傍聴してくださった皆さんも
ありがとうございます!
県議会が身近になり
みんなみんなでより良い街をつくっていきたいです!!

zoomo森敦子さん🦒
ありがとうございます!
@uniyadoatsu

県議になり5期(14年)目になりますが、1人会派で活動していた時期もあって、委員長などの経験が少ないからと、会派(いわて新政会)の先輩方のアドバイスでまた委員長を務めることになり、改めて感謝しています🥹

#インクルーシブ #ノーマライゼーション
#バリアフリー #バリアフリー観光 #観光 #交通
#ユニバーサルツーリズム
#バリアフリーツアーセンター
#伊勢志摩バリアフリーツアーセンター

先週は他にも委員会開催が続きました。

⚪︎環境福祉委員会では
「岩手県立宮古病院におけるオンライン診療の導入状況について」
病院側でセッティングのために、事務の方が1〜数回自宅を訪問しなくちゃいけないこと、患者側も患者1人ではセッティングができないため家族の付き添いが必要など課題も多いのだなあと。
適した診療科や疾患の選定の必要性などお話を伺いました。
*メモ*県立病院全体でモデル運用実績を共有。限定的運用として小児科は中央病院で、産婦人科は磐井病院でやっている。

⚪︎東日本大震災津波復興特別委員会では
岩手復興局(復興庁)の方がいらっしゃいました。
この12年間で、岩手県の人口増減率は、沿岸部で-21.3%【(男性-19.6%)(女性-22.7%)】、岩手県全体では-11.6%だからいかに沿岸部で進んでいるかということを、国としてはどう見ているのか検証しているのか。
能登半島地震の避難所の様子をテレビ等で見ていて、高齢者や女性、乳幼児、障がい者等への配慮など、東日本大震災の時と何も変わらないように思え、同じことを繰り返しているのではないか、13年前の教訓の継承はどのように国としてやってきているのか、生かされているのか。そんな質問をさせていただいたのは、どうすることもできない歯痒い思いをぶつけてしまった気がします。。

 

お問い合わせ

Contact

私たちが暮らすこの岩手の一人ひとりに寄り添った政策を実現し、
誰もが住みよい社会の実現に向けて走り続けていきます。